南海高野線「金剛駅」より バス停「今熊」徒歩10分 「ふれあいスポーツ広場前」徒歩4分 大阪狭山市にある脳神経外科 あさだ脳神経外科クリニック
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てんかん
てんかんは、脳の全体ないし一部が過剰な電気活動を起こす性質を持つことで、てんかん発作が繰り返し起きる脳の慢性の病気です。日頃は普通に機能している脳の働き、すなわち電気活動が、発作時には過剰な電気活動となり、意識を失って反応がなくなる、けいれんするなどのてんかん発作が出現します。
てんかん発作は基本的に一過性で、てんかん発作が起きたあとは元通りの状態に回復することが特徴です。
大きく分けて「特発性」と「症候性」に分けられます。
特発性てんかん
症候性てんかん
てんかん発作は、過剰な電気的興奮が起こる部位や電気的な興奮の広がり方によって、 「部分発作(焦点発作)」と「全般発作」に分けられます。
部分発作
電気的興奮が脳の一部から始まる発作。
(吐き気、片方の手足のしびれ、視覚や視野の異常など)
全般発作
脳全体が興奮状態になり、意識を失います。
(突然意識を失い痙攣する、呼吸が止まる、歯を食いしばる、脱力など)
脳波 MRI 脳磁図検査 血液検査(薬の副作用を調べます)
当院では、MRI 、血液検査が可能です。
薬物療法 抗てんかん薬(テグレトール、デパケン、リボトリール、ガバペン、ビム パッドなど)
※規則正しい服薬、規則正しい生活、疲労やストレスをためない、アルコールの過剰摂取を 避けるなども大切です。
脳卒中
脳は生命をつかさどる、最も重要な臓器です。脳にはたくさんの血管が走っていて、酸素や栄養を供給しています。
これらの血管が詰まったり、破れて出血したりして起こる病気を脳卒中といいます。詰まるタイプが脳梗塞、出血するタイプが脳出血です。いずれも、麻痺や言語障害、意識障害などの症状が出現します。
脳梗塞とは脳血管が閉鎖したために起こる疾患です。
脳梗塞の部分は酸素と栄養が行き渡らなくなるために脳細胞が壊れてしまいます。
脳出血とは、脳内部の動脈が切れ、出血することで生じる疾患です。脳出血が生じることで脳実質が破壊され、神経細胞が死んでしまいます。
くも膜下出血
脳動脈にできたコブが破れ、くも膜下に出血
脳出血
ミシン糸くらいの脳血管が破れて出血する。
脳卒中は発病前に予測して、発病を防ぐことができる病気です。
脳卒中を引き起こす主な原因は動脈硬化です。その動脈硬化を招く要因としては、高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙などが挙げられます。つまり、脳卒中は生活習慣が要因となっているのです。
脳ドックで早期発見し、普段の生活を見直せば、脳卒中は予防することができます。
当院では、中高年の方、ご家族が脳血管の病気にかかったことがある方、生活習慣に不安がある方、血液検査でコレステロール値が高いと言われた方、不安な症状のある方、もちろんご自身で脳の健康チェックをしておきたい方にも脳ドックを積極的におすすめしております。(MRI 血液検査 頸部エコー 心電図などの検査が可能です!!)
※症状がある、血液検査などですでに異常のある方は保険適応で受診、MRIなどの検査が可能です。
脳梗塞
薬物療法(tPA:血栓を溶かす薬)
血管内治療(カテーテル)
再発予防のための内服の継続(原因となった疾患の管理)
脳出血
薬物療法(降圧剤、止血剤)
開頭クリッピング術
血管内コイル塞栓術など